

お客様が住野(すみの)よるさんの「君の膵臓を食べたい」をお勧めしてくださいました。
ありがとうございます。
デビュー作でありながら、2016年の本屋大賞第2位を獲得しているそうです。
タイトルは何度も耳にしたことがあったのですが読むのは初めてです。またもや内子図書館さんにお世話になりました。
ある日学校の図書室の書庫で主人公は同じクラスの「山内桜良(やまうち さくら」に「君の膵臓を食べたい」と言われます。
「君の膵臓を食べたい」。なんとも思わせぶりなセリフです。急にそんなことを言われたら誰だってドキッとすると思います。でも主人公の彼は驚きもしません。なぜなら・・・というお話です。
当店の本も一冊ご紹介します。主人公の恋する相手の名前が同じ「さくら」つながりでこの一冊。

歌野晶午(うたの しょうご)さん著、「葉桜の季節に君を想うということ」。以下文春文庫のカバーから引用です。「「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う~(中略)~自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たしてーー。」
この作品は第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞しているそうです。
「君の膵臓を食べたい」は、純愛小説が読みたい若い方向けかもしれません。大人のダークな世界をミステリで読みたい方は、「葉桜の季節に君を想うということ」がおすすめです。
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