
お客様が作家・瀬尾まいこさんと、梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」をお勧めしてくださいました。ありがとうございます!

瀬尾まいこさんの著作は「そして、バトンは渡された」を内子図書館で借りてきました。この作品は2016年に本屋大賞を受賞し、2021年には映画化もされています。
主人公は、ある事情により、生みの親から離れ、血縁関係のない幾人かの大人たちに育てられます。彼女には父親と呼ぶべき人が3人、母親と呼ぶべき人が2人います。子育てという駅伝を、ランナー(親)が次々とバトンをつないで走っていきます。バトンを主人公自身と見ることもできます。表紙もそれらしいですよね。
梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」。こちら手元にはありませんが、以前読んだことがあります。2008年に映画化もされた梨木さんの代表作といってもいいでしょう。主人公の「まい」と「西の魔女」であるところのイギリス人のおばあちゃんとの交流を描いた物語です。ラストは少しせつない・・・。

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瀬尾まいこさんはデビュー作「卵の緒」で2001年に「坊っちゃん文学賞」を受賞しています。なのでべたですが夏目漱石の「坊っちゃん」。当店の本は少年少女向けに平易に書きなおされているものです。でも挿絵があって、ルビが振ってあるので小学校中学年からでも読めるかも。私は坊っちゃんを溺愛しているばあやの「きよ」さんが大好きです。
「西の魔女が死んだ」の魔女つながりでこちらもべたに、角野栄子(かどの えいこ)さん著「魔女の宅急便」をご紹介。ジブリで映画化されたので知らない方はいないでしょう。でも私は映画はみたけど、原作は読んでいません・・・。
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